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2022年5月31日
5月19日に、「標準必須特許シンポジウム2022~各国の最新動向と議論の最前線~」をオンラインで開催し、日本国特許庁(JPO)からは森長官が講演を行いました。
本シンポジウムの講演では、日米欧の有識者が、標準必須特許に関する各国・地域における議論の最新動向を紹介しました。
特許庁 森清長官 講演の様子
経済産業省 蓮井智哉審議官 講演の様子
元USPTO長官 デビッド・カッポス様 講演の様子
欧州委員会 カミル・キルジャンスキ様 講演の様子
パネルディスカッション1では、「各国裁判例のライセンス交渉実務への影響について」を議題とし、国内外の企業関係者、学術関係者など様々な立場からのパネリストにより、裁判例の解釈や実務の在り方など、「標準必須特許のライセンス交渉に関する手引き」の改訂にも関連する様々な論点について、詳細かつ活発な議論が行われ、SEPの権利者と実施者との間で見解に相違があることが改めて浮き彫りとなりました。
パネルディスカッション1の様子
パネルディスカッション2では、「効率性の観点からの必須性の判断の在り方について」を議題とし、国内の企業関係者、学術関係者、法曹などの様々な立場からのパネリストにより、標準必須特許の必須性判断の実務の現状や、理想的な制度・仕組みに在り方について、詳細かつ活発な議論が行われました。
パネルディスカッション2の様子
本シンポジウムの詳細及びアーカイブ動画は、以下のリンクをご覧ください。
アーカイブ動画(7月31日まで公開予定)
「標準必須特許のライセンス交渉に関する手引き」の改訂案に対する意見募集については、以下のリンクをご覧ください。
[更新日 2022年5月31日]