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2022年9月21日
9月6日、シンガポール知的財産庁(IPOS)主催のイベント(IP Week)がシンガポールで開催され、「Charting our Future with IP(知財で未来を描く)」をテーマとした基調講演に濱野長官が登壇しました。IP Weekには近年40カ国以上の国から知財関係者が参加しており、世界の知財関係者の交流の場となっています。
濱野長官からは、知財で未来を描く日本国特許庁(JPO)の取組として、先端技術の審査における予見性向上に向けた取組や、社会課題解決に向けた取組を紹介しました。具体的には、予見性向上に向けた取組として、AI関連技術に関する特許審査事例や漫画審査基準~AI・IoT編~の公表、AI関連発明に関する審査環境の整備を紹介するとともに、社会課題解決に向けた取組として、グリーン・トランスフォーメーション技術区分表(GXTI)の公表や、2025年に開催される大阪・関西万博にて発信予定のI-OPENプロジェクト(外部サイトへリンク)を紹介しました。
今後も海外への情報発信を積極的に進め、JPOの施策を海外の多くの知財関係者に知っていただけるよう努めてまいります。
プレナリーセッションの様子
(右からバルバ長官(フィリピン知的財産庁(IPOPHL))、濱野長官(日本国特許庁(JPO))、
レナ・リー長官(シンガポール知的財産庁(IPOS))、ヴィダル長官(米国特許商標庁(USPTO)))
濱野長官による基調講演の様子
[更新日 2022年9月21日]