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配列表(WIPO標準ST.26形式)の提出方法について

令和4年6月
特許庁

平成9年4月より、特許庁では、遺伝子関連出願の増加に対処して審査処理を迅速に行うと共に、三極特許庁(日本国特許庁、欧州特許庁、米国特許商標庁)間での遺伝子配列データ交換及び一般への遺伝子配列データ公開を円滑に行うために、塩基配列又はアミノ酸配列を含む出願の際、配列表のコードデータ提出を求めています。

この度、PCT規則及びPCT実施細則の改正(令和4年7月1日発効)により、令和4年7月1日以降にする国際出願において塩基配列又はアミノ酸配列を明細書等に含む場合には、新たに策定されたWIPO標準ST.26に準拠した配列表の提出が必要となります。 また、WIPO標準ST.26への移行は、国際出願のみならず、国内出願についても同時に行うことが国際的に合意されているため、令和4年7月1日以降にする国内出願についても、塩基配列又はアミノ酸配列を明細書等に含む場合には、WIPO標準ST.26に準拠した配列表の提出が必要となります。
詳細は、下記のページを確認ください。

塩基配列及びアミノ酸配列の作成に関するWIPO標準ST.26への移行について

WIPOは、ST.26に準拠した配列表の作成を支援するツール“WIPO Sequence”を開発・提供しています。
配列情報等の必要情報を入力することで、ST.26に準拠したXML形式の配列表を自動生成することが可能となります。また、入力された配列を可読形式で整形表示する機能や、入力された情報がST.26に準拠しているか否かを検証し、準拠していない場合にエラーレポートを生成する機能も搭載されています。
WIPOホームページ(外部サイトへリンク)からダウンロードできますので、御利用ください。
最新情報は、上記WIPOホームページを御確認ください。

1. 提出方法の概要

配列表の提出方法は以下のとおりです。

(1)国内出願

  1. 出願時(特許法施行規則第27条の5第1項及び第15項)
    (書面手続)配列表を記録した磁気ディスクを願書に添付して提出
    (OL手続)配列表ファイルを明細書の【配列表】の下にリンクして提出
  2. 外国語書面出願の翻訳文提出時(特許法施行規則第27条の5第11項及び第15項)
    (書面手続)配列表を記録した磁気ディスクを翻訳文提出書に添付して提出
    (OL手続)配列表ファイルを明細書翻訳文の【配列表】の下にリンクして提出
    ※本ガイドラインに準拠し、かつ、言語依存フリーテキストを含まない又は言語依存フリーテキストが少なくとも英語で記載された配列表を願書に添付して提出した場合、翻訳文提出時の提出は不要。
  3. 日本語特許出願の国内移行時(特許法施行規則第38条の13の2第1項、第15項及び特許法施行規則第27条の5第10項)
    (書面手続)配列表を記録した磁気ディスクを陳述書とともに物件提出書に添付して提出
    (OL手続)電子特殊申請において、配列表ファイルを陳述書とともに物件提出書の添付物件として提出
    ※国際出願時に、本ガイドラインに準拠し、かつ、言語依存フリーテキストを含まない又は言語依存フリーテキストが少なくとも英語で記載された配列表を提出した場合、国内移行時の提出は不要。
  4. 外国語特許出願の国内移行時(特許法施行規則第38条の13の2第2項及び第14項)
    (書面手続)配列表を記録した磁気ディスクを国内書面又は国際翻訳文提出書に添付して提出
    (OL手続)配列表ファイルを明細書翻訳文の【配列表】の下にリンクして提出
    ※国際出願時に、本ガイドラインに準拠し、かつ、言語依存フリーテキストを含まない又は言語依存フリーテキストが少なくとも英語で記載された配列表を提出した場合、国内移行時の提出は不要。
  5. 手続補正又は誤訳訂正時(特許法施行規則第27条の5第3項、第4項及び第15項)
    (書面手続)配列表を記録した磁気ディスクを手続補正書又は誤訳訂正書に添付して提出
    (OL手続)配列表ファイルを手続補正書又は誤訳訂正書の【補正の内容】又は【訂正の内容】の下にリンクして提出
  6. 明細書の一部とみなされない配列表の提出時(特許法施行規則第27条の5第9項、第10項及び第16項)
    (書面手続)配列表を記録した磁気ディスクを手続補完書又は明細書等補完書に添付して提出
    (OL手続)電子特殊申請において、配列表ファイルを陳述書とともに物件提出書の添付物件として提出
  7. 手続補完又は明細書等補完時(特許法施行規則第27条の5第5項、第7項及び第15項)
    (書面手続)配列表を記録した磁気ディスクを手続補完書又は明細書等補完書に添付して提出
    (OL手続)電子特殊申請において、配列表ファイルを陳述書とともに物件提出書の添付物件として提出
  8. 先願参照出願の明細書等提出時(特許法施行規則第27条の5第6項及び第15項)
    (書面手続)配列表を記録した磁気ディスクを明細書等提出書に添付して提出
    (OL手続)電子特殊申請において、配列表ファイルを陳述書とともに物件提出書の添付物件として提出

(2)国際出願

  1. 出願時(特許協力条約に基づく国際出願等に関する法律施行規則(以下、「国際出願法施行規則」という)第50条の3第1項及び第10項)
    (書面手続)配列表を記録した磁気ディスクを願書に添付して提出
    (OL手続)配列表ファイルを明細書の【配列表】の下にリンクして提出
  2. 手続補正又は訂正請求時(国際出願法施行規則第50条の3第5項及び第10項)
    (書面手続)配列表を記録した磁気ディスクを手続補正書又は訂正請求書に添付して提出
    (OL手続)電子特殊申請において、配列表ファイルを手続補正書又は訂正請求書の添付物件として提出
  3. 手続補完又は手続補充時(国際出願法施行規則第50条の3第3項及び第10項)
    (書面手続)配列表を記録した磁気ディスクを手続補完書又は手続補充書に添付して提出
    (OL手続)電子特殊申請において、配列表ファイルを手続補完書又は手続補充書の添付物件として提出
  4. 命令に基づく配列表の提出時(国際出願法施行規則第50条の3第7項及び第11項)
    (書面手続)配列表を記録した磁気ディスクを陳述書とともに提出書に添付して提出
    (OL手続)電子特殊申請において、配列表ファイルを陳述書とともに提出書の添付物件として提出

詳しくは「PCT国際出願での磁気ディスクの提出方法について)」をご覧ください。

2. 磁気ディスクによる提出

提出する磁気ディスクは、望ましくは、CD-R(日本産業規格X6282に準拠する直径120mmのもの)、DVD-R(日本産業規格X6249に準拠する直径120mmのもの)又はDVD-R for DL(日本産業規格X6252に準拠する直径120mmのもの)を用いて下さい。

  • 一つの磁気ディスクに一つの出願分の配列表が入りきらないときは、</SequenceData>タグの直後で分断して記録してください。
  • CD-R、DVD-R又はDVD-R for DLの場合はラベル面(データの記録面と反対側の面)に、以下の事項を記載してください。
    • (1)標題(「配列表を記録した磁気ディスク」)
    • (2)事件の表示(出願番号等) (注1)
    • (3)提出者(出願人又は代理人)
    • (4)磁気ディスクの通し番号(注2)

(注1)「事件の表示」については、以下のとおり記載してください。

  1. 出願番号の通知がされている場合
    「出願番号」を記載
  2. 出願番号の通知がされていない場合
    「令和○年○月○日提出の特許願」と記載し、「整理番号」を記載
  3. 手続補正書に対応するコードデータを提出する場合
    「出願番号」を記載し、「令和○年○月○日付補正書」と記載
  4. 国際出願の場合
    「事件の表示」を「国際出願の表示」とし、「出願番号」を「国際出願番号」、「整理番号」を「書類記号」として記載

(注2)「記録媒体の通し番号」については、以下のとおり記載してください。

  • 例:全3枚中の2枚目の場合は「2/3」等

3. 電子出願ソフトによる提出

電子出願ソフトにより配列表を含む書類をオンラインで提出する場合、配列表は別ファイルで作成し、ST.26形式の配列表ファイルを明細書等にリンクしてご提出ください。

詳しくは、電子出願ソフトサポートサイト(外部サイトへリンク)をご覧ください。

4. 陳述書

陳述書は以下の書式で作成してください。

(1)国内出願

書面手続の場合

陳述書

OL手続の場合

陳述書

※国内出願時及び国際出願の国内移行段階に提出する陳述書においては、押印不要です(特許法施行規則様式第22)。

(2)国際出願

陳述書

※国際出願時に提出する陳述書においては、特許出願人・代理人の署名が必要です(国際出願法施行規則様式第15)。

5. WIPO Sequenceダウンロード

WIPO Sequenceは、ST.26に準拠した配列表の作成を支援するツールです。WIPO Sequence及びユーザーマニュアル等についてはWIPOホームページよりダウンロードできます。
WIPOホームページ(外部サイトへリンク)
最新情報は、上記WIPOホームページを御確認ください。

作動に必要な主な環境

作動に必要な主な環境は、以下のとおりです。
(詳細は、ユーザーズマニュアルの「1.2 システム要件」を御参照ください。)

(1)オペレーティング・システム

Windows 7以上
Linux:Ubuntu version 12.04以上
MacOS version 10.9(64 bits version)以上

(2)CPU

1.6Ghz

(3)メモリー

4GB

(4)ハードディスク

1GB(配列ファイルを保存するための領域は追加で必要になります)
(注:「Windows」は、米国マイクロソフト社の登録商標です。「Linux」は,Linus Torvalds氏の登録商標です。「Mac OS」は、米国Apple Inc.の登録商標です。)

[更新日 2024年3月11日]

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