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この大型電動バイクは、デザイナーの根津孝太さんが、千葉県の会社「オートスタッフ末広」と一緒に開発したものです。根津さんは、「町工場から世界へ!」を合言葉に、日本のものづくり技術の高さを世界にアピールできるデザインを目指しました。SF映画の世界から飛び出したかのようなユニークなバイクのデザインは、どのような操作のしくみにするか、どこに重たいバッテリーをのせるかなどをゼロから考えて生みだしたそうです。
WHILLは、一目で分かるスタイリッシュなデザインに、洗練された使い心地と直感的な操作性を兼ね備えた、まったくあたらしい乗り物です。 荷物ホルダーに荷物をかけてシートに乗り込んだら、あとはスイッチを入れて行きたい方向にコントローラーを傾けるだけ。 ハンドルを上げたりシートを前方にスライドさせたりすることで、乗り降りやテーブルへのアクセスもスムースに行うことができます。 WHILLはあなたの一部として、あなたらしい暮らしをスマートに実現します。
ネジザウルスはプライヤーという工具の一種です。ペンチやニッパーの親戚と考えていただくと、わかりやすいかもしれません。 ただ、ネジザウルスがほかのプライヤーと違うのは、「つかむ」だけでなく、「回す」動作にもすぐれている点です。 先端部分に施された特殊な加工などによって、物をぐっとつかんで、その状態をキープしたまま、左右に回すことができるのです。 5代目モデルの「ネジザウルスRX」では、上下のヨコ溝が互い違いにかみ合う構造(通称「ギア歯」)を採用することで薄い板もつかめるようになりました。この機能の要である「ギア歯」は、特許権と意匠権で守られています。
意匠とは、モノのデザイン(形、模様、色)のことです。たとえば、皆さんが目にする自動車や家電製品、文房具やおもちゃなどの中には、カッコいいデザインや使いやすいデザインにするために、デザイナーが工夫をこらして作り出しているものが沢山あります。しかし、このようなデザインを他の人にまねされてしまうと、最初にデザインした人が損をしてしまいます。そのため、意匠制度というデザインを守るためのしくみがあるのです。
特許庁について知りたい!みんなのしつもんページで詳しく説明しているよ
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