ここから本文です。
JPO通信
特許庁は、指定商品・指定役務の記載が一定の条件を満たす商標登録出願について、通常よりも2か月程度早く最初の審査結果通知を行う運用(ファストトラック審査)を試行的に開始します。
以下、2つを満たす場合に対象となります。ぜひ、ご活用ください。
①出願時に、「類似商品・役務審査基準」、「商標法施行規則」または「商品・サービス国際分類表(ニース分類)」に掲載の商品・役務のみを指定している商標登録出願
②審査着手時までに指定商品・指定役務の補正を行っていない商標登録出願
※新しいタイプの商標に係る出願及び国際商標登録出願(マドプロ出願)は除きます。
※特許情報プラットフォーム(J-PlatPat)で公表している「審査において採用された商品・役務名」等、「基準等表示」以外の商品・役務が指定されている場合は対象になりません。
※平成30年10月1日以降に出願された案件が対象になります。
特許庁では、地域団体商標制度の普及とさらなる活用促進を目的に、「東海・北陸地域ブランド総選挙」を開催しています。地元大学生と商標権者がチームを組み、地域の商品(サービス)の魅力を「InstagramR」上で発信しつつ、今後の展開を検討します。その内容や「いいね!」の数をもとに審査が行われ、決勝戦へコマを進めるチームが決定。決勝戦にて行われるプレゼンテーションにより、最優秀賞ほか、各賞の受賞チームが選ばれます。
決勝戦の概要は以下のとおりです。
【日程】12月12日(水)
【時間】13:00~17:30
【場所】名古屋国際センター 別棟ホール
【定員】200名
地域団体商標制度とは、「地域名+商品(サービス)名」からなる「地域の名物」の名称を商標登録できる制度です。これは、地域のブランドを保護、地域経済の活性化支援を目的とするものです。ぜひ、ご活用ください。
※Instagramは、インスタグラム・リミテッド・ライアビリティ・カンパニーの商標または登録商標です。
特許庁は、知的財産権を取得することで、市場を獲得・拡大した中小企業の52事例を紹介した事例集を刊行しました。各企業が、何をきっかけに、どう取り組み、どのような成果を得たのかをわかりやすくまとめています。
全国47都道府県に設置している「知財総合支援窓口」において、無料で冊子版を配布しています。ご希望の方は、お近くの知財総合支援窓口までお気軽にご連絡ください。なお、配布数には限りがございますので、予めご了承ください。
特許庁では、全国の皆様に知的財産(知財)を効果的にご活用いただけるよう、全国各地を巡回し、さまざまなプログラムを用意したイベントを開催しております。知財の見方を変え、ビジネスの味方につけるきっかけとしてぜひご参加ください。
【今後の開催都市】
札幌:12月12日(水)
名古屋:11月29日(木)
高知:1月24日(木)
那覇:1月30日(水)
今後開催予定の札幌会場では地域ブランド総合研究所の代表取締役・田中氏による「地域ブランド成功の法則」をテーマにした講演など、他にも商標を題材にしたセミナーやパネル展示を予定しています。
皆様のご意見・ご要望をお知らせください
とっきょVol.40
2018年12月・2019年1月号
発行:2018年11月26日 制作:特許庁広報室
問い合わせ
03-3501-6792(特許庁広報室直通)
※平日9:00~17:30
最新情報はコチラをチェック