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Vol.39
広報誌「とっきょ」平成30年10・11月号

あなたの悩み、解決のお手伝いをします 
第2回 知財総合支援窓口へようこそ!

CASE2 株式会社ダイドウ

  1. 漫画1コマ目地の文:「循環式水洗トイレの開発は東日本大震災の被災地から戻った社長の一声から始まった」漫画1コマ目吹き出し:社長「災害時のトイレ問題をもっと考えないと」漫画1コマ目地の文:「仮設トイレは汲み取りが追い付かない」「狭く暗い和式トイレは使いづらい」2コマ目吹き出し:社長「儲かる儲からないだけじゃない」「南海トラフ地震は必ずくる!と言うでしょう」「作るの!!」専務「は、はい」
  2. 3コマ目地の文:「災害時には給水排水の機能停止がトイレ問題につながる」「断水」「下水道ストップ」4コマ目地の文:「開発したトイレは排水を濾過して給水に循環させる仕組みにした」5コマ目吹き出し:専務「試作はできたけど展示会で発表したら競合他社に真似されるよなぁ」地の文「うちでも使おう」「似たものを作ろう」社長「それなら特許よ!!」6コマ目吹き出し:社長「以前から知財総合支援窓口には相談にのってもらってるし窓口に行ってみましょう」
  3. 8コマ目吹き出し:窓口係員「なるほど循環式水洗トイレですか!」専務「自分では革新的と思ってもすでに似た技術があるかもしれませんよね」窓口係員「そうですね」「まずは同様の技術があるか調査すべきですね」9コマ目地の文:「自社で調査した結果を再度、窓口で相談した」9コマ目吹き出し:窓口係員「似た技術はなさそうですね」「次は出願を検討してみましょう」
  4. 10コマ目吹き出し:窓口係員「書類の書き方次第では守れる範囲が狭くなって似た製品が出てくるかもしれません」「それらの書類作成については専門家である弁理士に相談するといいですよ」11コマ目吹き出し:窓口係員「ご自身で作成した書類は窓口では弁理士からの無料相談も受けられます」12コマ目吹き出し:弁理士「書類作成には高い専門性が必要になるのでおまかせください」
  5. 13コマ目地の文:「弁理士のアドバイスを受けて出願することができた」13コマ目吹き出し:窓口係員「出願すれば「特許出願中」の表記ができます」「新技術のアピールになりますし他社による模倣や製造の抑止力になりますよ」14コマ目地の文:「防災対策として学校にも設置された」「じゅんかん…しきすいせんトイレ?」「こういう仕組みでね…」15コマ目吹き出し:窓口係員「親しみやすく広く知られるように商標も取得しておくといいですよ」専務「なるほど」
  6. 16コマ目地の文:「こうして商標も取得して特許登録済となった」17コマ目吹き出し:専務「トイレから出る排水を循環して再利用するので環境汚染の心配がありません」「インフラ整備できない山間部や河川敷にも設置してます」18コマ目吹き出し:窓口係員「試作のプレハブだった頃からだいぶ変わりましたね」専務「建材に地元を中心とした材木も使ってます」19コマ目吹き出し:「公園やキャンプ場の設置にも馴染むようにしたので観光、環境用としても増えてますね」19コマ目地の文:「評価も高くいくつかの賞ももらった」
  7. 20コマ目吹き出し:社長「トイレに入った時に木の香りがするのも好評なんですよ」21コマ目吹き出し:専務「一般家庭用の循環式トイレも問い合わせが多いんですよ」窓口係員:「防災意識が高まってますからね」22コマ目吹き出し:社長「一般家庭用も開発中ですので特許出願の際にはまたよろしくお願いします」窓口係員「はい!!」

相談者より

窓口の柏井さんからアドバイスをいただき、特許だけでなく商標も登録できました。将来的に「循環式トイレといえば『リサイくるん』」と認識していただけるようになればと考えています。柏井さんには、特許出願以前からたびたび相談にのっていただいていましたが、とても親身で、知識も豊富なので、いつも頼りにしています。

窓口担当者より

同社は、もともと高知県では確かな技術力をもち高い評価を受けている企業でしたが、社会貢献に関心が強い宮尻社長の発案で、この循環型トイレ『リサイくるん』を開発されました。この技術を特許権として権利化し、現在は家庭向けに改良した技術も出願中です。以前より、積極的に無料相談窓口を利用してくださっていましたが、これからもぜひ、ご協力をさせていただければと思います。
(高知県知財総合支援窓口:柏井 富雄)

株式会社ダイドウ

企業情報

所在地 高知県高知市
設立年 1971年
業種 環境防災事業・給排水設備工事・ 土木工事
従業員数 9人

企業概要

地域に根差して上下水道工事、土木工事を行う建設会社。近年は多角化の一環として環境防災事業にも注力し、経済産業省「がんばる中小企業・小規模事業者300社」にも認定されました。

知財総合支援窓口へのご相談はこちら

TEL 0570-082100(8時30分~17時15分 ※土日・祝日は除く)
URL https://chizai-portal.inpit.go.jp/(外部サイトへリンク)
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