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Vol.52
広報誌「とっきょ」2022年3月10日発行号

SPECIAL 01

全国で広がる
鉄道事業者×オープンイノベーションの取組

各地の公共交通や街づくりを担う全国の鉄道事業者。さまざまな課題を解決すべく、
企業、大学と共同でオープンイノベーションを進めています。

SPECIAL 01:全国で広がる 鉄道事業者×オープンイノベーションの取組 イメージ画像
1.東武鉄道
沿線の観光資源を活用「TOBU Open Innovation Program」

スタートアップ企業を対象に東武鉄道沿線の観光需要を喚起する共創アイデアを募集し、新規事業・ サービスを創出するプログラムを実施。東京スカイツリータウン®など豊富な観光資源を有する同社ならではの取組。

沿線の観光資源を活用「TOBU Open Innovation Program」 イメージ画像
2.JR東日本
公共交通の未来を創出「モビリティ変革コンソーシアム」

社会課題の解決や次世代の公共交通の創出に向けて、国内外の企業、大学・研究機関と共創。東京駅などでのXR技術を用いた新しい観光体験の検証をはじめ、JR東日本の駅や車両等のフィールドを活用してさまざまな取組を実施している。

公共交通の未来を創出「モビリティ変革コンソーシアム」 イメージ画像
3.JR東海
新たな技術領域への挑戦のために2020年にイノベーション推進室を設立

社外の企業と協業を進めてきた同社。2020年7月にイノベーション推進室を立ち上げた他、大手ベンチャーキャピタルとエコシステム・パートナーシップを締結し、モビリティ領域のオープンイノベーションに取り組んでいる。

新たな技術領域への挑戦のために2020年にイノベーション推進室を設立 イメージ画像
4.南海電鉄
現存する最古の私鉄としてのチャレンジ「Fly beyond」

「創業136年目の挑戦」と銘打ち、新規事業開発プログラムを実施。企業発ベンチャーとして3社が、経済産業省の「出向起業等創出支援事業」に採択され、事業を進めている。

現存する最古の私鉄としてのチャレンジ「Fly beyond」 イメージ画像

FEATURE

5.JR西日本
JR西日本グループ全体でオープンイノベーションを推進

同社が目指す概ね20年後のありたい姿を技術面から模索していく「技術ビジョン」を2018年に策定。同年にオープンイノベーション室を設置した他、2020年には鉄道本部内にイノベーション本部を発足し体制を強化、イノベーション創出を推進している。令和3年度「知財功労賞」において、知的財産権制度活用優良企業(オープンイノベーション推進企業)として経済産業大臣表彰を受賞。今後もさまざまな企業と共同で安全、CS、生産性の向上に向けた取組を行う予定だ。

JR西日本が目指す概ね20年後の世界(JR西日本技術ビジョン)」 イメージ画像
JR西日本が目指す概ね20年後の世界(JR西日本技術ビジョン)

同社が目指す概ね20年後の姿を描いたイメージ図。「さらなる安全と安定輸送の追求」をはじめとした三つの柱それぞれに、技術的側面からアプローチしていくべき課題・目標が具体的に記されている。

ホームドア イメージ画像

2023年春開業予定のうめきた(大阪)地下駅への安全対策として、多種多様な車両のドア位置に応じて自在に開閉する世界初方式のホームドアを開発。ナブテスコ株式会社との共創。

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