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高等学校「公共」「地理総合」「家庭科」

先生方がすぐに授業実践に活用できる
知的財産権侵害防止教育の新しい授業展開例ができました!

全国公民科・社会科教育研究会と高等学校の先生方にご協力いただき、高等学校「公共」「地理総合」「家庭科」における知的財産権侵害防止教育の授業展開例を作成しました。 4つの授業展開例には、各々編集可能なスライドとワークシート、生徒用の資料をご用意し、参考になるモデル授業の動画も視聴できますので、是非、貴校での授業実践にご活用ください。

モデル授業前後の生徒対象アンケート調査結果

モデル授業の前後に生徒対象アンケート調査を行いました。(一部抜粋)

「公共」のモデル授業前後の生徒対象アンケート調査結果

①授業の分かりやすさについて

Q.授業は分かりやすかったですか?当てはまるもの1つを選択してください。

授業の分かりやすさの円グラフ

知的財産権侵害防止教育のモデル授業を受けた高校生204名を対象とした調査では、「分かりやすかった」と「やや分かりやすかった」の合計が96.5%という結果になりました。

②コピー商品の問題を自分事として捉える意識変容について

Q.コピー商品による被害について、あなたの生活にどれくらい関係があると思いますか?当てはまるもの1つを選択してください。

  • コピー商品の問題を自分事として捉える意識変容についての授業事前調査
  • コピー商品の問題を自分事として捉える意識変容についての授業事後調査

コピー商品による被害について、自分の生活にどれくらい関係があると思うかの問いに対して、モデル授業を受ける前の調査では「関係がある」9.9%と「やや関係ががある」32.4%を合わせて42.3%と半数以下でしたが、モデル授業を受けた後の調査では、「関係がある」35.3%と「やや関係がある」39.7%を合わせて75.0%と30ポイント以上増加し、モデル授業を受けた高校生がコピー商品による知的財産権侵害の問題を自分事として捉えた大きな意識変容が確認されました。

「地理総合」と「家庭科」のモデル授業前後の生徒対象アンケート調査結果

①授業の分かりやすさについて

Q.授業は分かりやすかったですか?当てはまるもの1つを選択してください。

授業の分かりやすさの円グラフ

知的財産権侵害防止教育の「家庭科」と「地理総合」のモデル授業を受けた高校生102名を対象とした調査では、「分かりやすかった」と「やや分かりやすかった」の合計が86.3%という結果になりました。

②コピー商品の問題を自分事として捉える意識変容について

Q.コピー商品による被害について、あなたの生活にどれくらい関係があると思いますか?当てはまるもの1つを選択してください。

  • コピー商品の問題を自分事として捉える意識変容についての授業事前調査
  • コピー商品の問題を自分事として捉える意識変容についての授業事後調査

「地理総合」及び「家庭科」のモデル授業の生徒の理解度については、86.3%の高校生が「分かりやすかった」と回答しました。モデル授業前後の調査では、「コピー商品は社会に悪影響を及ぼす」という認識が40.3%から78.4%へと約38ポイントアップし、「コピー商品の被害について、自身の生活に関係がある」という認識は41.1%から76.4%へと、約35ポイント増加しました。

総じて、「地理総合」及び「家庭科」のモデル授業の高い教育効果が確認されました。

③モデル授業で印象に残ったこと

コピー商品を買うことは正規品を作っている会社の損害を生むだけでなく、(インターネット通販での購入の場合は)名前や住所などの個人情報を入力することによってそれが悪用され、別の犯罪に巻き込まれる可能性もあること。

④知的財産権が将来の自分の生活にどのように関わってくるか

インターネット上でのやり取りが盛んになったことで、自分がオンラインでものを買うときに模倣商品をみかけることもあると思うので騙されないように気をつけたい。

その他の資料

コピー商品撲滅キャンペーン スペシャルマンガムービー

画像をクリックすると別ページでYouTubeが開きます。(外部サイトへリンク)

  • コピー商品撲滅キャンペーン スペシャルマンガムービー

    スペシャルマンガムービー1

  • コピー商品撲滅キャンペーン スペシャルマンガムービー2

    スペシャルマンガムービー2

  • コピー商品撲滅キャンペーン マスコットキャラクター カワンゾちゃん