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2. 情報提供を行う際の手続

(1)提出書類

  • 特許出願又は実用新案登録出願(注)に対する情報提供の場合
    特許法施行規則の様式第20「刊行物等提出書」(外部サイトへリンク、3.(5)参照)に従って書類を作成してください。
  • 匿名を希望する場合は、刊行物等提出書の「【住所又は居所】」及び「【氏名又は名称】」の欄に「省略」と記載します。

  • (注)平成6年1月1日以後にした実用新案登録出願(以下、「新実用新案登録出願」という)及び新実用新案登録出願に係る新実用新案登録については、実用新案法施行規則の様式第15に従って書類を作成してください(実用新案法施行規則第22条)。

(2)情報の提出について

  • 必要に応じて参照箇所を下線などで指摘してください。
  • 提出する情報が特許情報プラットフォーム(J-PlatPat)に蓄積されている公報である場合は、刊行物等提出書の【提出する刊行物等】の欄に公報番号を記載し、公報の添付を省略することができます。
  • 外国語で記載された情報を提出する場合には、関連する箇所の翻訳文をあわせて提出することが望ましいです(翻訳文の提出は義務ではありません)。

(3)提出に際しての注意点

刊行物等提出書及び提出された刊行物等は閲覧の対象となり、閲覧請求があった場合には、原則として誰でも閲覧することが可能です。このため、提出する刊行物等に個人情報等の第三者に閲覧されたくない情報が記載されている場合は、提出前に該当箇所を黒塗りで隠す等、情報の取扱いには十分に御注意のうえ、提出してください。

(4)提出方法・宛先について

  • オンライン(インターネット出願ソフト(外部サイトへリンク))、郵送(宛先「〒100-8915 東京都千代田区霞が関3-4-3 特許庁長官宛」)、特許庁出願課受付窓口への提出が可能です。
  • 郵送に比べてオンラインでの情報提供の方が、審査官に迅速に情報が届きます。オンラインでの情報提供をご活用ください。オンラインでも匿名可能です。
  • (注意)オンライン手続においてPDFまたはJPEGイメージを添付する場合、ファイルのプロパティなどに作成者情報が設定されている場合がありますので、匿名での情報提供の場合はプロパティ等を削除する等、十分に御注意ください。

(5)手数料などの料金について

情報提供をする際の手数料は必要ありません。書面での提出の場合も電子化手数料は不要です。

(6)情報提供者へのフィードバック

  • 情報提供者は、希望により、審査官が、情報提供後の次の起案時に、提供した情報が審査に利用されたか否かのフィードバックを受けとることができます。フィードバックを希望する場合は、上記(1)において書類を作成する際に、刊行物等提出書の【提出の理由】の欄の一番初めに、フィードバックを希望する旨を付記してください。(注)
    (注)匿名での情報提供の場合はフィードバックを受けることはできません。
  • フィードバックは下記書面を封書で送付します。

(図)情報提供者へのフィードバック
図 情報提供者へのフィードバック

(7)参考

[更新日 2025年2月20日]

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