第59回APEC知的財産権専門家会合（IPEG）について

令和6年8月17日から18日にかけて、リマ（ペルー）にて、第59回APEC知的財産権専門家会合（APEC/IPEG: Intellectual Property Rights Experts Group）が開催されました。

会合には、日本の他、オーストラリア、カナダ、チリ、中国、香港、インドネシア、韓国、メキシコ、パプアニューギニア、ペルー、フィリピン、ロシア、シンガポール、台湾、米国の、計16エコノミーの代表者が出席しました（ブルネイ、マレーシア、ニュージーランド、タイ、ベトナムが欠席）。会合では、各エコノミーの知財施策について情報交換を行い、ベストプラクティスのあり方について意見交換を実施しました。

1. 日本の取組の紹介

特許庁における近年の政策について

特許庁より、我が国における、WIPO GREEN・GXTI、D&I、AI関連技術の審査事例公表、模倣品対策、知財金融、スタートアップ支援の取組を紹介しました。各エコノミーからは、特許庁の取組に高い関心が寄せられました。

関連リンク

• WIPO GREENとの協力
• グリーン・トランスフォーメーション技術区分表（GXTI）
• ダイバーシティ＆インクルージョン（D&I）の推進
• 特許庁における人工知能（AI）技術の活用に向けたアクション・プランの令和6年度改定版について
• AI関連技術に関する特許審査事例について
• AI関連発明に関する審査環境の整備について
• 模倣品対策
• 知財金融 スタートガイド(PDF:2,781KB)
• 知財金融ポータルサイト
• スタートアップ向け情報
• 特許審査に関するスタートアップ支援策について

2. 今後の予定

次回のIPEG会合は2025年2月に韓国で開催される予定です。

［更新日　2024年9月10日］

お問い合わせ

特許庁総務部国際政策課総括班 電話：03-3581-1101 内線2561